やる気を出すにはどうすれば良いのか、の話
今月は私が通っている書道教室の昇段試験があります。
先週に引き続き、今週も書道教室へ行ってきました。
来週は行けない可能性があるので、今週に沢山練習して、先生に持っていかないと提出期限に間に合いそうもないです。
「上手になりたい。」
と言いつつ、家では中々練習する気になれずにいます…。
わかっているんですよ。練習しなきゃ上手くならないって…。なのにできないってなんなんでしょう。。
人って面倒くさいことは基本的に嫌いなんですよね。
だから、勉強する時でも、練習する時でも、「始めるまでのステップを減らす」ことで、やる気がなくてもできるようになるらしい。
一旦始めてしまうと、「もう少し、もう少しだけ…」という風に進めることができるので、この「始めるまでのステップをいかに減らせるか。」
これが大事。
なので、勉強する時は、勉強机に参考書やノート、ペンシルなんかはそのままにしておくと良いそうです。
書道も、何が面倒くさいって、練習を始める前のセッティングなんです。
下敷きを敷いて、筆を出して、文鎮を置いて、墨を擦って、、、、
書き始めるまでのこの時間。
「墨をする時間も大切に、、ゆったりした時間を楽しんで。」
ってお伝えしている私がこんなこと書いたらダメかもしれないけれど^^;
実際、忙しい毎日の中で、そんなに毎回毎回墨を擦る時間は取れません。苦笑
やる気がない時は、究極なことを言うと、やらなくても良いんですよ。
だけど、心の奥底では、「やった方が良い、やれば充実した時間を過ごせる」って分かっているけれど、どうしても腰が重い時、
そんな時はこの「やり始めるまでのステップを減らすこと。」
書道の練習でいうと、下敷きや硯、筆なんかは出しっぱなしにする。そして、そんな時は墨も擦らない!^^;
こうやって、いつでもすぐに始められる状態にすると、やる気がない時でも練習を始めることができます。
なので、条幅(大きな紙)作品の提出期限が迫っている時なんかは、部屋が大変なことになります笑
今回は、「細字」と「かな」の試験なので、テーブルに出しっぱなしにする訳にもいかないので、部屋は無事ですが。
だけど、始めるまでのステップは減らせそうもありません。^^;
なんとか、やる気を出して、練習をしていかねば…。
書道はなんといっても、頑張ったら頑張っただけ上手になるのが良いですよね。
まぁ、「頑張る」って言っても、ほとんどお稽古の時しか私はできないのですけれど^^;
それでも、お稽古した分、上達していって、「これが私の特技なんです!」って言えるようになるのはとっても嬉しいこと。
自信のない私でも、それでもお伝えできることがある、同じように悩んでいる人と一緒に頑張れる
そんなお教室作りを目指しています。
やる気についてのお話①はこちら