書道を通して、人生の向き合い方・今を楽しむ方法とは
こんにちは!ゆみです^^
今日は、書道の動画を撮っていました。^^
書道の練習をする時、日々時間がない中で、「どうやったら、簡単に上手になるのか…?」
私はいつもそんなことを考えてしまいます…。
というのも、普段の生活では、
仕事では、時間内に検査を終わらせること、業務を終わらせること、効率よくこなして、尚且つ緊急の時に対応できる余力を残しておくこと、その上で患者様に満足していただける対応をすること、そんな感じで、とにかくこなす!ということに重きを置きがちですし、
仕事が終わって家に帰ってくると、今度は家事と子供のお世話が待っています。
毎日すること、やるべきことの流れは大体同じで、ご飯を作って、食べて片付けをして、洗い物、洗濯、お風呂、子供の宿題をみて、学校のお手紙を読んで、忘れ物がないようにして、
余裕があれば絵本を読んで寝落ち…
毎日淡々とこなすように過ごしてしまう。
もちろん、子供といる時は、子供の顔をみて、あぁ、可愛いなぁ。とか、一緒にご飯を食べて学校の話を聞いたりすると、大きくなったなぁとか、一緒に抱きしめて布団に入ると、なんて幸せなんだろう。とか、そんな風に感じることもありますが。
それでも日々の忙しい生活の中では、ついつい効率や、速く終わらせることを意識してしまって…、
今の、この瞬間を楽しむこと、そんな気持ちをなかなか持てずにいます。
だけどね、私がこの人素敵だなぁ。とか、この人のようになりたいとか、この人の言うことをもっと聞きたいという人たちは、日常の何気ないことをとても大切にしている人ばかりなんです。
そして、そういう人たちはもれなく、とても心が豊かだと感じます。
ゆったりした心を持っていて、毎日をとても丁寧に過ごしている、という風に感じます。それは、お金がある、とかそういう豊かさではなくて、
例えば、仕事に行く朝、太陽が登り始めた、まだ人がまばらにしかいない道を歩いて行く時、朝の冷たい空気が頬に当たって、ひんやりとする感触…
昔は寒いのが嫌いで、冬はイヤ!と思っていましたが、そんな、この時期にしか味わえないような感覚も、四季があるからなんですよね。
そんな毎日の些細なことにも心を向けて、その瞬間を楽しみ、感じること。これが大切なんだと、私が素敵だと思う人たちは、みんな同じことを言っています。
書道を習っていて最近思うのは、書道に対する向き合い方が、違うのではないか。
もちろん、練習することは大事だし、練習なくして上手にはならないのだけれど、そうじゃなくて、もっと心から楽しむためにはどうすれば良いのか。
書道に対しての向き合う姿勢、これが、日々の忙しい生活の流れと同じようになってしまっているかもしれない、と思う時があります。
毎日、忙しいママさんや働く女性は、仕事の成果もあげなくちゃいけないし、家事全般を請け負っていて、世の男性に比べても、その負担はかなり大きいですよね(私の偏見です^^;)。
もちろん、男性は男性で、一家の大黒柱としてしっかりと働かなくてはいけない、というプレッシャーもあるかと思います。
今の世の中は、時間の流れがとても速くなっていて、効率化や求めれる役割が大きくて、みんなが心に抱えるプレッシャーも昔に比べてとても大きくなってきているように感じます。
だけど、そんな忙しい大変な毎日だからこそ…!
書道をする豊かな時間が必要なんじゃないかって、思います。
それは、何枚も書いてひたすら練習すれば上手になる…!たくさん練習して速く上手になりたい…!
そんな気持ちも出てくるかもしれない。(私はしょっちゅう、そういう気持ちが出てきます^^;)
でも、そうじゃなくて、もっと楽しむことに重きを置いて、
墨を擦る時間というのは、結構長いので、「時間がもったいない…」とか思ってしまうかもしれないけれど、そのもったいない時間を楽しむ。
墨の香だったり、擦る時の感触だったり、墨の変化だったり…そういうことに気持ちを向けてみるのも良いかもしれない。
または、その時間はひたすら未来の素敵な妄想をしてみる、とか、ボーッとする時間にしてみる、とか。。
書く時も、お手本をみて書くのだけれど、そっくりに書く必要はなくて、もっとどうしたら素敵な字になるのか?というのを、想像したり、
筆の感触、ペンで書く時とはまた違った筆や墨の感触を楽しむ。という気持ちで取り組むと、
心豊かな時間になるのではないかな。と思うのです^^
本当に、今の大人は忙しい人が多くて、心に余裕がないなぁ。と自分でも感じることがたくさんあります。私はそんな自分がイヤだから、
そんな余裕のない自分から、もっと心にゆとりのある人になりたい…!という思いがあって、
書道をしている時は、「今の時間を楽しむ。」そんな気持ちを持って取り組みたいなぁ。って改めて思いました。^^
空飛ぶ書道では、そんな素敵な時間が持てるようにサポートしていきます。